すれ違いをやさしくほどく。不妊治療中に夫婦で心を通わせる3つのコツ

あいこの妊活記事

不妊治療は、夫婦のどちらか一方だけでがんばるものではありません。
でも、プレッシャーや不安から、いつのまにか気持ちがすれ違ってしまうこともありますよね。
今回は、不妊治療の中でも夫婦が支え合えるようになるための、やさしいコミュニケーションのコツを紹介します。


1. 「正解」を求めず、まず気持ちを伝え合う

不妊治療では、検査結果や治療方針など「答えがほしい場面」が多くあります。
そのため、夫婦の会話でもつい「どうしたら妊娠できるか」「何が正しいか」を話し合おうとしてしまうものです。

けれど、本当に大切なのは“気持ちの共有”かもしれません。
「怖かったね」「がっかりしたね」「疲れちゃったね」──そんな思いをそのまま言葉にして伝えること。
それだけで、相手の存在をぐっと身近に感じられることがあります。

私自身、採卵結果がうまくいかなかった日に、夫から「次はどうする?」と聞かれて思わず涙が出ました。
そのとき、彼が静かに「つらかったね」と言ってくれただけで、気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。

相手を変えようとせず、「いまの自分の気持ち」をそのまま伝える。
それが、支え合う一歩になるのだと思います。


2. 話すタイミングを「お互いにやさしい時間」にする

治療のことを話し合うとき、どちらかが疲れていたり、心が落ち込んでいたりすると、つい言葉がすれ違ってしまうことがあります。
大切なのは「話すタイミング」を選ぶこと。

たとえば、

  • 検査結果を聞いた直後は避け、気持ちが落ち着いた夜に話す
  • 外出中ではなく、家でリラックスできる時間に話す
  • どうしても気が進まない日は「今日はやめよう」と提案する

このように「無理して話さない」ことも、やさしいコミュニケーションの一つです。

私の友人夫婦は、毎週日曜の朝に“コーヒー時間”を決めて、治療の話や気持ちを共有しているそうです。
「どんな結果でも、ここで話せば安心できる」という約束があると、心が安定するのだとか。

お互いの心が落ち着くタイミングで話すことで、言葉がやさしく届きやすくなります。


3. 「ありがとう」を忘れない

不妊治療を続けていると、感謝の気持ちよりも「不満」や「不安」が先に出てしまうこともあります。
でも、ほんの一言「ありがとう」を伝えるだけで、夫婦の空気がやわらかくなることがあります。

たとえば、

  • 通院に付き添ってくれたとき
  • 注射のスケジュールを一緒に確認してくれたとき
  • 何も言わずにそっと家事をしてくれたとき

「ありがとう」「助かったよ」と口にしてみると、相手も自然と笑顔になります。

私は治療の後、夫に「付き添ってくれてありがとう」と言ったら、「一緒にがんばってるからね」と返してくれました。
その言葉で、“ふたりで歩んでいる”という実感が戻ってきました。

不妊治療は長い道のりですが、小さな「ありがとう」を積み重ねることで、夫婦の絆は確かに深まっていきます。


まとめ:ふたりで歩む道に、言葉の灯りを

不妊治療中の夫婦コミュニケーションは、ときに難しく、すれ違うこともあります。
でも、どんなときも「相手を理解したい」「寄り添いたい」という気持ちがあれば、関係は必ず深まっていきます。

完璧な言葉や正解の会話はなくても大丈夫。
「今日はこんな気持ちだったよ」と少しずつ伝え合うことが、未来への灯りになります。

焦らず、やさしく。
ふたりで支え合いながら、自分たちのペースで歩んでいきましょう。
その一歩一歩が、きっと新しい希望につながっています。


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