妊活を始めたころは、「きっとすぐに授かれる」と信じていました。けれど、思うように結果が出ない日々が続くと、気持ちも揺れ動くものです。そんな私自身が体験した、妊活中の“心の変化”を振り返りながら、今感じることをお話しします。
最初は「前向きさ」と「焦り」が入り混じっていた
妊活を始めた当初は、期待と不安が入り混じっていました。
「今月こそ」「次こそ」と前向きな気持ちで検査薬を手に取り、結果を待つ時間さえもわくわくしていた気がします。
でも、数か月たっても結果が出ないと、少しずつ「どうして?」という焦りが顔を出しました。SNSで同年代の友人が妊娠報告をしているのを見て、心からおめでとうと思う気持ちと、どうしようもなく落ち込む気持ちが同時にやってきます。
そのたびに、「自分だけ取り残されているのでは」と感じてしまい、泣いた夜もありました。
それでも、夫と一緒に検査に行ったり、生活を少しずつ整えたりする中で、「焦ってもいい結果は出ないかもしれない」と気づけたのです。
小さな“できたこと”を見つけるようになった
妊活が長くなると、どうしても「結果」に気持ちが縛られがちです。
でも、あるとき通っていたクリニックの先生に言われたんです。
「妊娠だけがゴールじゃないですよ。体を整えることも立派な成果です」
その言葉に、少し救われました。
朝ごはんをきちんと食べられた、夜は早く寝られた、夫と笑って話せた——そんな小さなことにも「今日はいい日だった」と思えるようになりました。
完璧じゃなくても、少しずつ“自分を大切にできている”と感じる瞬間が増えていくと、心が少しずつ軽くなっていくのがわかりました。
「できないこと」ではなく「できたこと」を数える。それが私の心の支えになりました。
周りと比べず、自分のペースを大切にできるようになった
妊活の道は人それぞれです。
タイミング法で授かる人もいれば、体外受精まで進む人もいます。どの道も間違いではないし、どの人も一生懸命です。
以前の私は、他の人のペースと比べては落ち込んでいました。
でも、通院を続ける中で、先生や看護師さんの言葉に励まされ、夫と一緒に泣いたり笑ったりするうちに、「私たちには私たちのペースがある」と思えるようになったんです。
思い通りにいかない日もあるけれど、「それでも今日を生きている」自分を認めることが、少しずつ心を穏やかにしてくれました。
まとめ:どんな日も、あなたの歩みは確かに前に進んでいる
妊活は、ゴールが見えづらいからこそ、心が揺れるものです。
でも、泣いた日も、笑った日も、すべてが“あなたの物語”の大切な一部。
「何も変わっていないようで、実は少しずつ前に進んでいる」
今のあなたの頑張りは、ちゃんと未来へつながっています。
焦らず、自分のペースで。
どうか今日も、自分をやさしくいたわってあげてくださいね。
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